「ハウルの動く城」の舞台にもなったフランスのアルザスは、ドイツとフランスの食文化が交差する美食の街。星付きレストランがひしめき合い、しのぎを削っています。
フランス料理に魅せられた「ビストロやま」のシェフもアルザスに修業に赴き、地元のシェフとの交流を通して腕を磨きました。そこで出会ったのが、厳選された素材を惜しげもなく使い、大変な手間と暇をかけて作られる「アルザス風テリーヌ」。家庭では決して真似のできないプロ味です。

アルザス風テリーヌに使用するのは、フォアグラ、牛タン、鶏むね肉、牛肩ロースなど実に多彩。それをそれぞれ部位ごとに下処理し、エストラゴン、タイムなどの数種類のハーブと、ピスタチオ、リースリングの白ワインでマリネ。テリーヌ型に詰めてじっくりと過熱します。
数えきれないほどの食材を駆使した「アルザス風テリーヌ」は、それぞれがお互いの魅力を引き立て合うオーケストラのような一品。妥協を許さない本物のプロの味です。

熟練のフレンチの職人が作り上げた完璧なレシピを再現した「アルザス風テリーヌ」。きりっと冷えた辛口の白ワインのおつまみに最高です。特別な日のおつまみにぜひどうぞ。