1128年建立、895年の歴史を持つ平間寺、通称川崎大師にちなんだ「大師巻」。揚げた煎餅を開祖である弘法大師に、海苔を袈裟に見立てたありがたいお煎餅です。海苔が割れないように、今でも熟練の職人が一つ一つ丁寧に手作業で海苔を巻いて仕上げています。

素材にもこだわった「大師巻」は、厳選された国産のうるち米と国産の海苔を使用。米の風味と贅沢に巻かれた海苔の香りがお互いを高めあい、得も言われぬ美味しさです。

大人気の「大師巻」は、生産数が限ら有れているため実店舗でも売り切れのことが多く、地元でもなかなか手に入らない幻の逸品。近年では予約販売を行っていますが、半年前に翌年分の予約が埋まってしまうことも。もし見かけたらラッキー、即買いが賢明です。醤油味と塩味の2種類があり、食べ比べができる機会はめったにありません。

サクッとした揚げ煎餅と磯の香り豊かな海苔が素晴らしい相乗効果を生む「大師巻」。醤油味、塩味共にお酒によく合います。お煎餅ながら滅多に手に入らない逸品なので、家飲みのおつまみにするにはもったいないと思うかも知れませんが、試してみれば納得するはず。日本酒とのマリアージュをぜひお楽しみください。