栃木しゃもは、フランス料理では高級食材として扱われるプレノアール種の雄と、多産で肉質が柔らかいロードアイランドレッド種の雌の二元交雑で生まれた雌と、肉質が締まっていてコクのある軍鶏の雄をかけ合わせた、三元交雑で開発された地鶏です。
一般的なブロイラーは、生まれてから精肉になるまで約2か月しかかかりませんが、栃木しゃもは約4か月、低密度の広々とした環境で、米や大豆を加えた独自のエサを与え、じっくりと育てられます。

栃木しゃもは、ルーツとなる品種の良いところばかりを兼ね備えた理想的な鶏で、その肉質は柔らかく、脂肪が少なく、コクがあり、風味に秀でています。県外での知名度はまだ高くありませんが、一度食べたら忘れられない美味しい鶏で、病みつきになること間違いなしです。

「栃木しゃも加工所」の「栃木しゃもスモークセット」は、栃木しゃも普及推進協議会の厳しい基準をクリアした「栃木しゃも」だけを独自のスープに漬け込んでスモークした人気商品。スモーク材には地元の山桜を使って、風味豊かに仕上げています。
セットの内容は、骨付きで豪快な「栃木しゃものスモーク」、コクのある「レバースモーク」、「コリコリの食感がたまらない「砂肝スモーク」、ジューシーな「フランクフルト」の4種類です。

飼育から加工まで、手間暇をかけて作られる「栃木しゃものスモーク」。ちょっと贅沢な、大人の家飲みにぴったりのおつまみです。食べ終わった後の骨は、煮込んでスープにするのがおすすめです。骨まで美味しい栃木しゃも、一度は食べてみたい名品です。