蓮根の穴に辛子味噌を詰めて衣をまぶし、油で揚げたからし蓮根は、「森からし蓮根」の先祖が考案し、病弱だった当時の藩主細川忠利公に献上したのが始まり。以来、一子相伝の秘伝の味を大切に守り続け、今に伝えています。
さまざまな栄養素を多く含み、健康に役立つとされる蓮根は、穴が開いていることから先が見通せる縁起物としても珍重され、贈り物にも最適です。

「森からし蓮根」の「からし蓮根」は、一つ一つすべて手作り。厳選された素材と手間暇かけた丁寧な作業が、どこにも真似のできない絶妙な辛さとシャキシャキとした歯ごたえの伝統的な「からし蓮根」を生み出します。

からし蓮根は、5mm～8mmほどの厚さに輪切りにしていただきますが、醤油をつけたり、マヨネーズをつけたりしてもまた一風変わった風味が味わえます。辛い物がお好きな方は、電子レンジで15秒～20秒ほど温めると辛味が増します。

熊本の伝統食「からし蓮根」は、今ではさまざまなメーカーが建ち並んでいますが、元祖と言えば「森からし蓮根」。殿様の健康を考えて考え出された、本家本元の秘伝の味をどうぞお楽しみください。