昭和2年、1927年創業の生地蒲鉾店は、地元黒部では知らない人はいないくらいの人気店。今でも手作業にこだわり、創業以来守り続ける独自の製法で、他とは一味違ったしなやかでもっちりとした弾力のある蒲鉾を作り続けています。

蒲鉾の基本となる魚のすり身は、ベーリング海で水揚げされたスケトウダラを新鮮なうちに船内で加工した最高級品を使用。蒲鉾の味に大きく影響を及ぼす水は、全国にその名を馳せる黒部の名水を使用。黒部の水は、有機物、塩素イオン、鉄やマンガンの含有率が低く、素材の味を最大限に引き出してくれます。

富山名物「赤巻き」、「昆布巻き」に加え、焼きの香ばしさが堪能できる「笹巻き」、最高級の利尻昆布を練り込んだ「笹巻きしぐれ」、白えびを一尾丸ごと乗せた「白えびまめかまぼこ」、トビコを練り込んだ生地でチーズを包み、表面にえびをのせた「えびのせチーズ」と、目移りするほどバラエティに富んだ商品が詰合せになっています。

「生地蒲鉾」の蒲鉾は、しなやかでもちもちとした独特の食感が最大の魅力です。一般的な蒲鉾に比べ、澱粉の添加率を抑え、蒸す前の過程にも手間と時間をかけて、他では真似のできない独特の食感を生み出しています。

富山の豊かな自然の恵みをいかした「生地蒲鉾」の蒲鉾は、富山県内のみならず全国にも多くのファンがいます。まずはそのまま食べてみてください。しなやかでもっちりとした食感の虜になること間違いなし。素材の味が活きた蒲鉾は、お酒のおつまみに最適です。黒部の名水で磨かれた日本酒を相手にすれば、最高の家飲みが楽しめます。