うどん屋や蕎麦屋に行くと、よくテーブルに一味唐辛子や七味唐辛子が置いてありますが、山梨県、とくに富士吉田では「すりだね」が置いてあるのが普通です。
赤唐辛子に胡麻や陳皮、青さのり、山椒、鰹節などを加えた「すりだね」は、辛さの中にも旨味があり、何とも奥深い味わい。富士吉田っ子にとっては、毎日の食卓になくてはならない調味料です。

「すりだね」は、各店によって独自の工夫があり、辛さ控えめあり激辛あり、サラサラタイプ、しっとりタイプと味もスタイルも千差万別です。好みは人それぞれですが、「ほうとう研究所」の「すりだね」は、ほうとう専門店らしい辛味と旨味のバランスが取れた逸品。ほうとうだけでなく吉田うどん、肉料理、鍋物などいろいろな料理に応用可能の優等生です。豆腐に一振り、それだけで、いつもの冷奴が特別なおつまみに大変身です。

辛さの中にも旨味がある「ほうとう研究所」の「すりだね」は、いつものメニューを絶品おつまみに昇華させる絶品調味料。これさえあれば家飲みのおつまみに困ることはありません。一家に一瓶「すりだね」を。家飲みファンにぜひおすすめしたい一品です。