豆腐よう
沖縄の珍味中の珍味「豆腐よう」。好き嫌いが激しく分かれる癖のある食品ですが、一度嵌れば抜け出せなくなる魔性の食べ物。琉球王朝時代は宮廷料理として供されていた高級珍味です。ウニとチーズと塩辛が一つになったような複雑で濃厚な「豆腐よう」。原材料の一つである泡盛との相性はもちろんばっちりです。見た目から辛いと思われがちですが、辛味は一切ありません。中国から伝わり、沖縄で独自の進化を遂げた究極の珍味を、家飲みでぜひお楽しみください。
沖縄を代表する珍味「豆腐よう」とは
「豆腐よう」とは、中国の「腐乳」がもとになった、沖縄独特の珍味です。麹をまぶした豆腐を塩水中で醗酵させる「腐乳」はかなり塩辛く、そのままではとても食べられません。中国では主に調味料のように用いられています。一方「豆腐よう」は、麹に泡盛を加えた漬け汁を用いることで塩分を抑え、紅麹によって生み出された旨味が強い塩味に打ち消されることなくしっかりと主張しているのが特徴です。
紅い色は紅麹によるもので、唐辛子は入っていません。ウニのように濃厚で、チーズのようなコクと香りがあり、旨味と塩気が混然一体となった「豆腐よう」。お酒好き、とくに泡盛好きにはたまらない珍味おつまみです。
「豆腐よう」専門店の「紅濱」
「紅濱」は、高級珍味であった「豆腐よう」の美味しさを科学的に解析し、商品化することに成功した第一人者です。オリジナルの紅麹を培養し、最先端の醗酵テクノロジーを駆使して伝統の高級珍味を現代に伝え続けています。
また、「紅濱」では、「豆腐よう」に「唐芙蓉」の字をあて、普及に努めています。
通販・お取り寄せおつまみ「豆腐よう」
旨味の塊である「豆腐よう」は、一度にたくさん口に入れると、あまりの濃厚な旨味と香りに驚くことになります。爪楊枝などで小さくすくって口に運びます。豆腐とは思えないねっとりとした口当たり、強な香りは、キングオブ珍味といっても過言ではありません。かつては王侯貴族しか口にすることができなかった高級品。ぜひ家飲みのおつまみにしてみてください。新しい珍味の扉が開くかもしれません。
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