名前からして珍妙な広島おつまみ「珍らし味」。正体は「子持ちこんにゃく」ですが、ますます意味が分かりません。おつまみとして人気がある一品に、ししゃもが昆布に卵を産み付けた「子持ち昆布」と言うものがありますが、それがヒントです。
実は「子持ちこんにゃく」は、こんにゃくにししゃもの卵を練り込んだもの。里のこんにゃく芋と海のししゃもが出会った珍品です。

弾力のあるこんにゃくにプチプチとしたししゃもの卵がたっぷり入った「珍らし味」。意表を突く食感がくせになります。魚卵の塩気でそのままでも食べられますが、わさび醤油を浸けて食べても美味しいです。

ノンカロリーで食物繊維が豊富なこんにゃくがめいんなので、とてもヘルシー。お酒は飲みたいけれどおつまみのカロリーが気になる、でも美味しいおつまみがないと嫌！という人にうってつけです。

こんにゃくとししゃもの卵の奇跡の出会い。今までにない不思議な食感がくせになります。
そのまま薄くスライスしてお刺身のようにいただくのがおすすめです。味はついていますが、物足りないようならわさび醤油や柚子胡椒、ぽん酢などで味変してみてください。