くるみくぎ煮

神戸を代表する郷土食、いかなごのくぎ煮。生姜味がいっぱんてきですが、山椒を加えた有馬煮、くるみを加えたくるみくぎ煮も人気です。甘じょっぱい小魚の佃煮にくるみの香ばしさがベストマッチ。コクのある味わいでビールや焼酎のおつまみにもってこいです。

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神戸の春の風物詩

梅の花がほころび始めるころ、明石沖はいかなご漁でにぎわいます。近年では水揚げが激減、漁期の終了を待たずに終漁となる年が続いており、もはや幻と言ってもいいレベルの貴重な魚です。
繊細ないかなごは鮮度が命。水揚を待って多くの人が列をなします。魚の佃煮特有の内臓の苦味がいっさいないいかなごのくぎ煮は、魚が苦手な人でもぺろりと食べられ、神戸の食卓に欠かせない常備食となっています。

昔ながらの伝統製法

いかなごのくぎ煮は、曲がった釘のような「くの字」の形に炊き上げるのがポイント。そのためには大鍋で一気に炊き上げ、鍋を煽って煮汁を煮詰めていきます。誰にでもできるわけではない職人技で炊き上げたいかなごは、パリッとツヤツヤ。上手に水分が抜けたいかなごは、生臭みもなくいくらでも食べられます。

香ばしいくるみ入り

くるみが入ったくるみくぎ煮は、スタンダードではありませんがお酒のおつまみには最高!くぎ煮とくるみの食感の違い、佃煮の甘辛味とくるみのコク、それぞれがお互いを引き立て合ってうっとりするような美味しさです。
生姜味や有馬煮は日本酒によく合いますが、くるみくぎ煮はビールにぴったり!家飲みのおつまみにすれば、お酒もくぎ煮もあっという間に消えていきます。

通販・お取り寄せおつまみ「くるみくぎ煮」

幻となりつつあるいかなごのくぎ煮ですが、漁期の設定など、後世にこの味を伝えるための保護活動も盛んです。いかなごのくぎ煮をおつまみにお酒を飲める幸せが、いつまでも続くように願いながら、今宵も盃を傾けましょう。

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