「赤くて大きい、日本一のぶどうを作りたい」。そんな石川県のブドウ農家の願いが込められた「ルビーロマン」。石川のぶどう農家が知恵を出し合い、研究に研究を重ねて開発された、門外不出の品種です。
「ルビーロマン」に認定されるためには、色づき、大きさ、傷の有無、糖度などいくつもの厳しい基準があり、正規品は50%未満。それだけに、完成品はまさに宝石と言っていいほどの貴重品です。

平成7年、1995年、石川県農場試験場で、偶然生まれた奇跡のぶどう。それが後に世間を驚かせることになる「ルビーロマン」の原石です。試作、試験を繰り返し、実に14年の年月をかけてようやく完成形の「ルビーロマン」が誕生しました。そのかいあって、平成20年、2008年に市場デビューを果たした時の衝撃は、凄まじいものでした。

厳しい規格審査の合格した物にだけ貼られるロゴ入り認証シール。このシールがあることが、正規品の「ルビーロマン」であることの証です。

酸味がなくジューシーで、糖度が高く、艶やかで美しい、それが「ルビーロマン」です。まさに食べる宝石。価格はぶどうとしては破格ですが、それだけの価値はあります。果物をおつまみにお酒を飲む習慣がない人も多いかも知れませんが、瑞々しくて上品な甘さの「ルビーマロン」は、不思議なほどお酒とよく合います。貴重な「ルビーマロン」をおつまみに家飲み、たまにはそんな贅沢を味わってみてはいかがでしょうか。